多くの紳士が迷う道、オーダースーツ。
先日僕は一着のスーツを作る為、様々な店舗をまわりました。
オーダーしないのに写真だけパシャパシャ撮るのは僕の常識では失礼に値するため、今回は文字多めです。
(お店の方は大概、気にせず撮ってください!と言ってくださいます。これは僕の個人的価値観にすぎません。)
◆今回の理想的ディティール
まず仕立てのイメージですが、ざっとこのような感じ。
・3ピース
・ベストはダブル
・ベルトレスのトラウザーズ(ここは相談したい)
・3つ釦段返り
・そこそこ良い生地(高級)
うん。ミーハー感ありますね……。
今回伺うお店では上記を伝えて、お話を詰めていこうと思います。
予算は10万円。さあ、どこまでいけるでしょうか。。
◆麻布テーラー
まず伺ったのは言わずとしれた麻布テーラー。
有名店で、店舗の数も多いですよね。
まずは「ざっくりイメージ」を伝えた上での提案。
ロロピアーナ生地(入門くらいのもの。とはいえロロピアーナ)。
で15万円前後とのこと。また、本切羽、水牛釦等はアップチャージ。
ちょっと予算オーバーですね。
そしていきなりわがままですが、耐久性強いやつがいいんですよね。
イタリア生地はそこが心配。
◆Tailor Ring(テーラーリング)
ここに関してはちょっとまだ聴きなれない方もいらっしゃると思いますので、公式ホームページから引用します。
Tailor Ringは、RING JACKETが提唱するドレススタイルを
メンズ・レディースとも気軽に体感していただくため、
ディフュージョンブランドとして産声をあげたオーダースーツ専門店です。
RING JACKETが長い歴史を経て作り上げてきた独自のパターンとこだわり抜いた副資材を使用することで、軽やかな着心地を実現。
また、お客様ひとりひとりとのコミュニケーションを大事にし、
きめ細やかな採寸によって皆さまに寄り添った一品を、
一緒に作り上げていく。
私たちの提案するドレススタイルを、より多くの方に感じていただきたい。それがTailor Ringの願いです。
公式ホームページより引用
リングヂャケットのクオリティを、ちょっとお安くオーダーできるイメージですかね。
実際に行って、例のイメージを伝えてみました。
提案頂いたのはロロピアーナとエルメネジルドゼニアの生地。
金額は15万ほど。
こちらは本切羽、台場仕上げ、AMFステッチ(手縫い風ステッチ)は含まれた金額とのこと。
とはいえ費用感的には麻布テーラーと同じくらいの印象でしたね。
この辺りからなぜ自分が高級生地にこだわってるのかよくわからなくなってきてます。
仕立ても大事ですから、バランスが重要ですよね。きっと。
◆ファイブワン
自社で工場を持つ、いわゆるファクトリーブランドです。
ここは行ったんですが、なぜか閉まっていました。
定休日でも閉店の時間でもなかったのですが、新型コロナウイルスの影響でしょうか……。
自宅から近かったのでふらっと行ってしまいましたが、お店の都合もあるでしょうから予約して伺うのがベターですね。
◆リングヂャケット
「無理にオーダーに拘る必要はないのでは?」と思い、淀屋橋の旗艦店に伺いました。
セールにかかっているようで、スーツはほとんどが30%オフ。
マイスターモデル、マイスター206を試着しましたが、やはり肩の心地よさは別格でした。
生地はオリジナルのものが多かったのですが、肌触りも良かったです。
フィッティングも良く見てくれましたので、安心感がありますね。
しかもほとんどのモデルが3つ釦段帰り!!素敵な感じです。
マイスターモデルのセール品なら10万円前後で買えそうでした。
Webで探してみると5万前後でも出てますね。
魅力的すぎる。
◆COL 神戸
ここは実は近所なんですよ(笑)
先日購入したダーバンのスーツを着て伺ったのですが、フィッティングを細かに見て頂けました。
以前所有していたスーツは脇の内側が破れてしまったと伝えると、「右側じゃないですか?」と言い当てられました。
どうも僕の肩は癖が強いようです。
それにしても、テーラーの方の「見る」力に驚愕。
パターンオーダーで14万円ほど。
バルベラやカノニコなどを見せて頂きました。ここでゼニア等はパターンオーダーでも20万円は超えてきそうです。
◆訪問編まとめ
とにかく話してみないとわからん!!ということで、足を使って巡りました。
結果はどれかに決めるわけですが、注文編を書きますのでそちらをご覧ください。
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